高血圧はどうして治療しなければいけないのですか───
高血圧は、血圧が高い状態が続いてしまう病気です。高血圧は、ひどくない場合は特に目立った症状が出ないため放置しがちです。しかし、高い血圧は血管・心臓に大きな圧力を与えるため、この状態が長く続くとダメージとなり、下記のような病気を引き起こしてしまうことがあります。
・心不全(心臓が血液をうまく送り出せなくなってしまう病気)
・心筋梗塞(心臓の血管がつまり心臓の筋肉が壊死してしまう病気)
・脳卒中(脳の血管が破れて出血などをひきおこす病気)
・腎不全(腎臓が血液を正常にろ過できなくなってしまう病気)
高血圧には主に生活習慣が関係しています。塩分のとりすぎや、ストレスも血圧を上昇させる原因となることがわかっています。
また一般的には「高血圧治療ガイドライン」により140/90mmHg以上を高血圧と呼びます。
高血圧の治療の流れは?食事や生活面での注意点は?───
高血圧の治療は、非常に高い場合などを除き一般的にはまず食事療法・運動療法などから治療を始めていきます。
食事の注意点としては、まず高血圧の直接の原因となる塩分の制限が大切です。高血圧患者の一日の塩分摂取目標は7g以下とされています。この目標の達成は非常に難しいですが、医師や家族とよく相談し、食事の習慣を変えていく事が大切です。
また、日本酒やビールなどのアルコールは、多少であれば緊張をほぐす役割もありますので効果的ですが、飲みすぎは高血圧の原因ともなりますので注意しましょう。またタバコは血管を傷つけるため高血圧治療のためには禁煙を心がけましょう。
生活習慣では、急激な体温の変化(熱いお風呂に入ったり、急に寒い所に出たり)や重いものを持ったりといった血管・心臓にストレスとなる行為は避ける事が大切です。
またストレスがたまると交感神経が緊張し高血圧になりがちなため、上手な気分転換も大切です。